優しくて話しかけやすい方が多い職場
はじめて高木製作所を知ったのは、高校卒業後の進路を検討している時期に、友人の母親から教えてもらったことがきっかけでした。当社とお客様として関わる機会があり、そのときの社員の印象がよかったそうです。自分でも調べていくうちに、細かい作業が得意ということを活かせると感じ入社しました。
入社後は1週間の座学と3か月の現場研修のあと、今所属している品質保証部で測定の仕事をしています。入社の決め手にもなった細かい作業が求められるため、自分に合っていると実感しています。また、友人の母親から聞いていた通り、優しくて話しやすい方が多いです。とくに私が所属する品質保証部は同年代の女性社員が多く、お昼ご飯を一緒に食べるなど和気あいあいとした雰囲気があります。
器具を上手く扱えたときに、成長を実感
測定係には毎日違う製品が持ち込まれます。製品ごとに測定方法が異なるため、品質保証部には手元で扱えるノギスといった小さな道具から、三次元測定機という大きな機械まで、様々な測定具がそろっています。今はまだ、手で扱う測定具の経験を積んでいる段階です。測定具の扱いは奥が深く、形状によってはなかなか上手く測れず苦戦することもあります。
しかし最近になって、成長を実感できる場面も増えてきました。例えばノギスで穴径を測る際には、製品に対して垂直にしないと正しい値を出すことができません。配属してすぐのころは、器具が斜めになってしまい測定値にぶれがありましたが、今では安定して測れるようになりました。
先輩方のように、大型の測定具も扱えるようになりたい
品質保証の名の通り、お客様の求める品質を保証するために、図面と比較して問題がないかを確認することが私の役目です。もしも寸法不良に気付かずに合格を出してしまうと、取引先のお客様はもちろん、最終的に自動車を購入するお客様の安全に関わる一大事に繋がってしまいます。そのため、当社のものづくりの最後の砦として、これからも気を引き締めて測定をしていきたいです。
今はまだ数ある測定具のなかでも、手元で扱うものしか使えませんが、今後は三次元測定機などの大型の機械も操作できるようになることが目標です。若手の先輩のなかには多種多様な機械を使いこなしている方もいるので、先輩みたいになれるように成長していきたいです。