自動車をつくるための
責任ある仕事
私は自動車関係の仕事に携わりたいと考えており、同じ高校の先輩方が毎年入社していた高木製作所に興味を持ちました。会社見学で事務所を訪れたとき、社員のみなさんの人柄の良さを肌で感じ、自分もここで働きたいと強く思いました。
実際、部署を問わずフレンドリーな人が多く、仕事以外のプライベートな話をすることも多いです。上司にも相談しやすい環境で、チーム一丸となって情報を共有し合い解決できるよう、日々取り組んでいます。
入社してからは調達部で、「お客様の窓口」「仕入先への製品発注業務」「社内・仕入先との調整業務」を担当しています。製品の発注が少しでも遅れると自動車が生産できず大損害になってしまうので、非常に責任のある仕事です。各部署や仕入先と連絡を取り合い、納期までにスムーズに部品を揃えられるよう継続的に改善活動をしています。PC作業や伝票の確認作業も行いますが、それ以上に社内外に対する確認・調整等、人と関わる業務が多いです。
行動力を身に付け、社内外の方々との信頼関係を築く
私は元々弱気なところがあり、指示されてから行動に移すような性格でした。そのため、社内と社外のパイプ役として自分で考えて行動しなければいけない調整業務において、入社当初は非常に苦労しました。そこで上司や先輩に相談し、他部署の方とこまめに連絡を取り合うことで社内の方との信頼関係を築いていけたと思います。
同様に社外の方とも電話だけのやりとりが続き、お互い顔も知らない状態でしたので、上司に働きかけ仕入先と直接交流できる機会を持ちました。そうすることで信頼関係ができ、社外の調整も円滑に進むようになりました。仕事を通して自分から動かなければ何も変わらないということを実感し、行動力が身に付いたと感じています。
稀にお客様から短納期での依頼が入ることがあり、そのときは社内外に急いで製品を準備してもらう必要があります。信頼関係を築けたことで、今では急なお願いでも頼みやすくなりました。
幅広い知識を蓄え、重要な仕事を任せてもらいたい
同じ部署に後輩が入社し、指導を任されています。私が入社当初苦戦したことで後輩がてこずらないように、仕事内容をマニュアルにまとめ、それを見せながら教えています。どうしたら成長に繋がるような教え方ができるのかを考えて日々の仕事をするようになり、ちょっとした言動も後輩の見本となるよう意識するようになりました。自分の仕事にも還元できて、とても良い経験をしていると感じています。
今までは納期までに商品を納入できるか確認する仕事でしたが、今後は金型の調整や見積もりという、一番重要なところを任せてもらえることになりました。そのためには何十種類もある部品一つひとつの、作成期間や価格、形状といった様々な知識をつける必要があります。すぐに独り立ち出来る仕事ではないので、これからも勉強に励み、1~2年後には正式に担当として任せてもらうことが今後の目標です。