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人との繋がりを大切にし、
小物部品の総合メーカーへと成長する
私たちが創業時から一貫して大切にしているのは、「人との繋がりを大切にすること」です。一つの部品をつくるにしても、決して一人では成し遂げられません。一社だけでも不可能です。一緒に働く仲間がいて、当社と協力してものづくりをする会社があってようやく部品をつくることができます。このような大きな繋がりのおかげで、私たちの責務である生産活動が成り立っています。「ファンを創る」という理念には、当社と関わりのある人を大切にしたいという創業時からの想いが込められているのです。
そんな当社の武器は「小さな部品を何万種類も扱う」ことです。小さなものをたくさん扱うことは、つくるのも、つくったものを管理するのも大変です。そのため、小さなものに特化していること自体が自動車業界では重宝されます。そしてそれを実現できているのは、高木製作所の一番の強みである人材があってこそだと思います。社員一人ひとりのものづくりに対する実直な姿勢が、金型を短納期でつくるシステムや、自働化設備の独自開発を実現させ、今日まで品質の高いものを「速く」「安く」提供できるよう努めてきました。
「速く」「安く」を追求してきた私たちが次に目指すのは、「提案力」をつけることです。今までは、お客様が持ち込む図面をもとに製品をつくる「サプライヤー」という立ち位置でした。しかし、これからは「小物部品の総合メーカー」として、自分たちで設計して提案をする会社になりたいと思っています。図面をつくれることは、自動車業界に限らず、新たな業界のお客様との繋がりを生む可能性も秘めています。
図面をつくり提案するには、お客様は何を求めているのかという、相手の気持ちを汲む力が重要になります。また、冒頭でも述べたように、一緒に働く誰かがいて仕事が成り立つことからも、相手の気持ちを理解しようとする優しさは大切です。そんな心持ちのある方にぜひ当社を志望してもらえたら嬉しいです。